2023.10.17 海の星幼稚園 ブログ
ー森育前日ー
春から2度目の森育へ行くことを楽しみにしていた子どもたち。
当日
バスに乗って幼稚園を出発しました。
「雨じゃなくって良かったね!」
「うみがみえる!」
窓から見える景色を楽しみました。
しまなみアースランドに到着しました。
石の道を歩いて森に向かいます。
前回、かわいい石があったことを思いだしたこどもたち。
「あった!」
かわいらしいハートの発見です。
しばらく歩いていると、森の住人に出会いました。
「大きい幼虫!」 「つのみたいなのがある!」
スズメガの幼虫や
「これはねぇ、きりぎりす!」
よーく観察した後は「かえしてあげよーっと」と、そっと元いた場所に。
どんどん進んで
足元が、シャカシャカと音を立て始め
ふかふかの腐葉土と落ち葉の道に入り…
「あ、かんばんがみえた!」
森の入り口に到着しました。
「おじゃまします!!」とあいさつをして
森に入りました。
前回の森育を振り返りながら、森での約束事を話しました。
「もし蜂が来たら、どうするんだった?」と聞くと
「うごかないで、しずかにするんだよ!」と
すぐに答えてくれました。
もし虫などの小さな生き物に出会ったら、
「仲良くなる方法、おぼえてる?」
「そっと手で包んで、“お友達になろう”って言うんだったね」
さあ、ゴールデンタイムの始まりです。
子どもたちは自由に森の方々へ駆け出しました。
水辺では「カニがおるんやって!!!」と大興奮の子どもたち。
石の下や丸太の下をのぞいたり、枯葉をのけてみたり・・・
中にはたまごを抱いたカニもいました。
丸太の小さな穴にそっと返してあげ、「ここがあんぜん!」お家を作ってあげていました。
広場ではなにやら眺めている二人・・・
「だいじょうぶかな・・・?」視線の先にはくもの巣に引っかかってしまっているバッタ。
どうすることもできずしばらく心配そうにながめていたのでした。
こちらでは、
「この きゅうなさか、どうのぼろうか・・・」
腰を屈め、滑らないように重心を下げ一歩一歩登っていたり・・・
試行錯誤して、自分ひとりで登り切れました
ちょっと一休み。お昼の時間です。
たくさん体を動かし、おなかはペコペコ。
木陰の下は、風が心地よく
いつもより、ご飯が進みました。
食べ終わると、
自分が使ったシートも自分で片付け。
難しいときは「てつだって」お友だちの手を借ります。
おなかも満たされ、後半のゴールデンタイム。
こちらには、なんだか行列ができています。
崖登りです。
ロープをしっかりと掴み、足場を確認しながら斜面を登っていきます。
「ちょっとこわいな…」
はじめはゆっくり、ゆっくりと登っていく子どもたち。
しかし、斜面の頂上に着くと
「ふ~、あ!おーい!」と、
下にいるお友だちや先生に、手を振る余裕もでてきました。
降りるときは、また慎重に…。
「のぼれた!また並ぶぞー!」と
とても誇らしげな表情で
何度も何度も登りに行く姿が見られました。
今回は2度目の森育ということもあり
子どもたちがよりのびのびと森を満喫していたように思います。
次に来るときには、どんな発見や、出会いが待っているのでしょうか。
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