海の星には毎年クリスマスになると、当学園と同じグループにある

愛光学園の生徒さんよりクリスマスカードが届けられます。

 

そのプレゼントを、子どもたちは心待ちにし、とても喜んでおります。

こうした嬉しい伝統がある中、カードを作ってくれた人に会いたい、

お礼を言いたい！と、昨年度の年長児が愛光を訪れました。

これをきっかけに、今度は愛光生有志の生徒さんが

”海の星幼稚園ともっと仲良くなろう”と定期的に園に訪れてくれ、

園児に読み聞かせや折り紙を教えてくれるようになりました。

 

 

 

 

 

今日はその日。

「きょうも おねえちゃんたち くる？」

子どもたちは窓の外を見ながら今か今かと待っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きょうの えほんは なにかなあ・・・？」

「あ！それみたことあるよ！」

「こっちしらないから よんでほしい！」

 

 

　　

 

 

いつも楽しい絵本を選んできてくれます。

絵本の後は折り紙を・・・

 

「夏に食べるとおいしい食べ物って何か知ってる？」

お姉さんの質問にそれぞれ考え・・・

 

「あいす！」「かきごおり！」「すいか！！！」

 

「そう！すいか！今日はみんなですいかを作ってみよう！」

 

それぞれ食べたいすいかの色を選びます。

赤と緑を選ぶ人もいれば、黒や水色、黄緑に緑のメロン色の人も。

 

「まずはここをこうやって折るよ」

　　

 

 

 

お姉さんの説明を聞きながら真剣に。

丁寧にひとつずつ指を使って折っていきます。

 

 

「できた！！！」

みんなおいしそうなすいかができあがりました。

 

　　　

 

　　　

 

 

 

 

 

 

 

 

「つぎはどんなおはなししてくれる？」

「またきてね！」

 

 

子どもたちの明るさと元気にお姉さんたちも少しずつ緊張が解けました。

自然に会話も弾み、互いに笑顔がこぼれあっという間に仲良くなりました。

 

 

クリスマスカードからはじまったこの繋がり。

これからも大切にしていきたいと思います。