2023.06.30 若葉幼稚園 ブログ
5月から子どもたちとクラスで、アゲハチョウの幼虫を飼っていました。
何度も脱皮したり、色が変わったりするアゲハチョウの様子は成長が感じられ、子どもたちは面白い様子。
年長児は観察日記もつけました。
初めは”何書けばいいん?”と言っていた子どもたちも、次第に色や大きさ、様子など、変化を見つけられるようになっていきました。
”昨日は元気がなかったけど、今日は動いてる!”
”ちょっと大きくなってる気がする!”
毎日見ているとその変化にもよく気づきます。
脱皮の前にはあまり葉っぱを食べなくなることや、緑の幼虫になるとたくさん餌を食べるようになること、脱皮した皮は自分で食べることも発見しました。
年長児がつけている観察日記に年下の子どもたちも興味津々です。
年上の人がしていることは、年下の子どもたちにとってはとてもかっこよく、憧れの気持ちで見つめます。
そして、毎日お世話をしながら観察した幼虫が一匹一匹と蝶になっていきました。
初めてこんなに間近で蝶を見た年少さんは釘付けです。
年長児も観察日記をつけながら、蝶の羽がこんなに複雑な模様になっていることやこんなに色々な色があることに驚きます。
あっちから見たり、こっちから見たり。
よーく見ながら観察日記をつけています。
そして、「この蝶どうするの?」と子どもに尋ねると、どの子どもも”逃がしてあげるよ”と言います。
1か月毎日大切にお世話をした蝶々です。
可愛がって、愛着もあります。
それでも、”お母さんを探しに行きたいと思うから””こんな狭いところじゃかわいそう”と蝶の気持ちを1番に考えてあげられます。
虫かごの蓋を開けると・・・
”バイバーイ!!”
”元気でねー!”
”生まれたばっかりなのに飛ぶの上手やね!”
大空に飛んでいく蝶々が見えなくなるまでみんなで手を振りました。
”また若葉幼稚園に遊びに来てねー!”
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