2023.06.05 西条聖マリア幼稚園 ブログ
モンテッソーリのお仕事に構成三角形というお仕事があります。
このお仕事の目的は形の構成
直接目的・・・いくつかの三角形を組み合わせることによって新しい形つくる。
間接目的・・・三角形があらゆる形の基本図形であることを知る。
面積的等価に対する間接準備
前日に構成三角形の3つの箱を使って星形を作ったり形を変形させていくお仕事をした年長の男の子が新たに面白い発見をしていたのでご紹介します。
「昨日したお仕事でもっと難しいことやってみたい!」と言って一人で星形を作り始めました。
暫くすると「先生見て!昨日のとは違くちっちゃい星が出来た!」
「ほんとやねー!小さい星もできるんやね!」と声を掛け様子を見ていました。
また少しして「先生今度は六角形になった!」
「おおー!なんかいい感じの模様の六角形だね。」「綺麗でしょ!」
「ん?待ってもしかして!」そういうとまた何か作り始めました。
「みてみて!また星になった!」
「すごい!!またさっきと違う星ができたね1面白い発見やね!」
「ここにたぶん大きいこんな形の三角形があったらまた六角形が出来ると思うんやけどなあ…」というM君
「じゃあ大きい三角作ってみる?」と提案すると
「え!やってみたい!」というわけで新聞紙を使って三角形を一緒に作りました。
「できたー!!!やっぱり予想通り六角形が出来た!」
「ほんとだ!すごいね!M君の予想通りだったね!」
「うん!なんか作りよったら六角形に三角をつけたら星になってそれに細長い三角形をつけたらまた星になることに気づいたんよ!」と自らの発見による仮説と実験結果が一致してとてもうれしそうなM君。
「先生もこれは初めてみたよー!面白い発見だったね!ありがとう♪」
これは本来お仕事の過程にはない活動です。
彼の楽しそうなワクワクに満ちた姿と自分の導き出した仮説を試してみたいという探求心に私も心動かされで活動に賛同しました。
子どもの飽くなき探求心や発見での喜びを私たち大人も学んでいきたいですね♪
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