母の日を前に

お母さんはどんな人？

お母さんのどんなところが好き？

 

と子ども達に問いかけると・・・

 

「私のお母さんは公園でたくさん遊んでくれる！」

「ぼくのお母さんの笑った顔が好き！」

「ケンカもするけど、大好きよ」

「お母さんのね、オムライスがだーいすき！めちゃくちゃ美味しいの」

 

と口々にお母さん自慢が始まりました。

 

そして「そんな大好きなお母さんに、いつもありがとうの気持ちを込めて、喜ぶことしない？」の提案に

「それはいい！」と子ども達はそれぞれがプレゼントを考えました。

 

自分の得意な折り紙を折って包み紙で包む子

お母さんの絵をかく子

お母さんに手紙をかく子

そしてお家で肩たたきをする子、お手伝いをする子・・・。

とそれぞれに考えるプレゼントは様々です。

 

 

年長児は写真立てを作ることに。

まず画用紙に縫いさし（毛糸を刺繡針で縫う）でフレームを縫い、

次に、周りをギザギザやモコモコの形に型どって切り、

 

絵を描いたりカーネーションを折り紙で折って貼ったりと飾り付け。

 

プレゼントを作りながら「あのね、私のママはいっつもウインナー焼いてくれるの」

「ぎゅーっとしてくれるの」お母さんを想い浮かべながら手を進めます。

 

 

「これがカーネーションか！！　ギザギザしとるね」と本物をよーく見て。

 

 

そして、出来上がり。

 

 

「あ、ピンク一緒やね、私のママもピンク好きなんよ！」

「この中にママと撮った写真入れよ！」

 

メッセージカードや手紙をを添える子も・・・。

 

“ままだいすき”って書きたい。

教師が手伝おうとすると「自分で書く！」とゆっくりと時間をかけ心を込めて一文字一文字書きます。

 

できあがったプレゼントを早く渡したくて「いつ持って帰る？」「もう渡してもいい？」

お母さんの喜ぶ顔をみるのが待ちきれない様子。

 

 

 

そして・・・。

「昨日母の日だったね、どんな日だった？」と聞くと、

 

「パパと一緒にお花買ってあげたよ」

「パパとママとスシロー行ったよ」「ケーキ選んだよ」

 

「プレゼント渡したよ！」

「ママ“ありがとう”ってすごく喜んでたよ」と子どもたちもとっても嬉しそうでした。

 

 

きっと子ども達からの“ありがとう”“だいすき”の気持ちが伝わったことと思います。