2023.06.14 海の星幼稚園 ブログ
新年度がスタートして2ヶ月半。
4月に入園した年少児さんも少しずつ幼稚園生活にも慣れ、自分のことを自分でしようとするようになりました。
そしてその側にはいつもお兄さんやお姉さんがいて、
見守ってくれたり優しく手伝ってくれたり・・・
「ボタンはここにとおして・・・」
「ここに て をいれて」
「おきがえしたくないな・・・」という子にも
「てつだってあげるよ」とお姉さんが優しく声をかけてくれると、
「うん」
こうして身支度も整うと、今日のシールを貼ります。
「きょうは 15にち。15のところにシールをはるよ」と、お姉さんが教えてくれ1枚シールを選んで、ぺた。
さあ、これからなにをしようかな・・・自分でしたいことを選びます。
年少さん はさみを開いて閉じて・・・小さな手を動かしチョキチョキ。
紙を切ります
私ははんこ押し
枠の中に納まるように狙いを定めて!
感覚教具の円柱さし
「これはどこかな・・・?」ようく見て、
ぴったりの太さを探します。
おうちの人を想い、涙を流していた子どももいつの間にか
「〇〇ちゃんは?」と仲良しのお友だちができ、
今では一緒にご飯を食べたり、遊びに出かけたり。
ついこの前まで大きい人に手伝ってもらっていた新年中さん。
自分がしてもらったことと同じように今度は小さい人を手伝います。
その姿に何だか自信を感じます。
“一つ大きくなった”ということは子ども達の心にやる気スイッチをいれるようで、
「わたし、おねえさんになったから・・・!」と言いながら難しい活動にも挑戦。
紙織り
「うえ した うえ した・・・」
真剣な表情で何枚も作りあげていました。
時折、ふぅーと息をはきながら長い時間集中して取り組みます。
幼稚園で一番小さい満三歳児さんだって
自分でしたいことを選びます。
針と糸を使って縫いさし。
ひとあな ひとあな集中して・・・
時々、お兄ちゃんやお姉ちゃんがお部屋に遊びに来てくれて
絵本を読んでくれます。
新年度が始まり2か月半。
子どもたちはゆっくり、ゆっくり。
自ら学び、自ら育っています。
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