2023.04.11 海の星幼稚園 ブログ
年長児が日頃取り組んでいるタイヤとび、登り棒、なわとび、鉄棒、うんてい、等々園庭の活動の中から自分で自分の目標を決めて取り組む”オリンピック”大会を行いました。
3学期のはじめ、用紙に種目と自分の目標をそれぞれ書き込みます。
「私は今なわとび10回できるから目標15回」
それからの毎日、オリンピック大会にむけて友だちや教師を誘い、また自分でコツコツ取り組む姿が園庭のあちらこちらで見られました。
それからの毎日、オリンピック大会にむけて友だちや教師を誘い、また自分でコツコツ取り組む姿が園庭のあちらこちらで見られました。
「そうそう、できよるよ。」「がんばれ、がんばれ。」と応援を受けながら…。
目標を1つクリアするとまた新たな目標をたてます。
あるお子さんは”ぼくは、タイヤとびに挑戦しよう!”と心に決めましたが、いざ、タイヤの前にきたら緊張とできないかも、と思う不安からか、身体が動きません。
すると、近くで見ていた友達がアドバイスをしてくれます。
手を、タイヤのここにおいて、勢いをつけて、
こう!!
そうすると、跳べるよ!!とアドバイス。
その後もアドバイスをもらったり、教えてもらったりしながら何度も何度も挑みました。
こうして迎えたオリンピック大会当日、と力強くタイヤを跳ぶ彼の姿。
「ぼくね、はじめはできんと思っとったのにできた!」とその表情は自信に満ちあふれていました。
その日の帰りに集まりで、こうした子どもたちを讃える賞状を一人一人に渡しました。
『あなたはじぶんでもくひょうをきめてよくがんばりました。これからも、いろいろなことにちょうせんしてください。』
誰でもそれぞれ得意不得意があります。
大事なことは他人と比べるのではなく、あきらめず挑戦すること、自分自身の力を知り今より少しでも上に上に挑戦し続けること。自分自身への挑戦です。
卒園式も終えたある日。
「先生、来て来て! ぼく連続逆上がり27回できるようになった。オリンピックの時は5回だったのに…」
子どもの挑戦はずっと続いているようです。
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