節分の日を前に子ども達と絵本を見たり、話しを聞いたりしながら“節分”とはどんな日なのか皆で話しました。

子ども達はこれまでの経験、知識から“恵方巻を食べる”　“豆をまく”　“鬼ぐいを飾る”　“年の数の豆を食べる”　等々、、、口々に話してくれました。

そして鬼のお面を作ることに。

 

「ぼくは緑鬼にしようと思っているんだよ！！」

「ぼくね、紫色の鬼にしようと考えているんだ！赤色と青色を混ぜてみたんだよ！」

 

上の方もていねいにぬります。

 

「ぬりにくいけん、イス座っていい？」

 

目はこの辺に

 

髪をつけて

 

もじゃもじゃ髪

 

「こわーくしとこ」

 

様々な鬼が出来上がると、

早速、面をかぶりガオーガオーと迫力満点の鬼が園のあちらこちらに登場！

 

いよいよ節分当日。

 

クラスの入口には鬼ぐいと絶対鬼に入って来て欲しくない子ども達が考えて描いた絵が貼られていました。

 

もう一つの入口にも、、、　“おにははいったらいけません”

 

　

鬼が入ってこないようにカーテンを閉めてまわり、こっそり外の様子をうかがう子も。

 

 

教室では“豆をいってみましょう！”とフライパンの上に。

しばらくすると部屋中に香ばしい香りがたちこめます。

いいにおいするねー

 

きな粉のにおい

 

では外に出て豆まきをしましょう

 

　

まずはばらぐみさん（満児）から。

自分たちで作った面をかぶり箱に豆を入れてもらうと、

 

 

赤鬼がやってきました。

 

初めはびっくりして遠くから見ていましたが、だんだん近づき豆を握って　えいっ！

 

　

力いっぱいえいっ。後ろからもえいっ。追っかけてえいっ。

 

 

途中鬼が「痛いよ～」としゃがみこむと、近寄り「大丈夫？」と肩をなでてあげる優しい姿。

最後は、鬼さんと仲良くなったみたい

 

今度はお兄さんお姉さん達（縦割りクラス）の番。

お面をかぶって

さあ　行きましょう　張り切っている子

ちょっと不安そうな子

 

　

ドキドキするからお友達としっかり手をつないで、、、。

「鬼さんどこから来るのかな」

 

 

すると赤鬼が金棒をふりまわしながらやってきました。

 

キャーッと悲鳴をあげながらも一斉に豆を投げだしました。

 

「おにはーそと」の声が園庭に響きわたります。

 

少し怖いけど近くからえいっ。

 

豆もうなくなっちゃいそう　どうしよう、、

 

箱の中に豆がなくなると、

 

拾って、また投げここからだと恐くないと少し離れたところからえいっ。

 

先生の後ろに隠れる子

 

抱っこやしがみつく子

 

あんなところに隠れている子も

「しっ！静かにして」「向こう行って」

 

豆がたくさんあたって逃げる鬼を門まで追っかけ、

 

良かった。鬼さん逃げていったよ　もう来ないでね

これで幼稚園に鬼がいなくなったとホッと一安心の様子

皆の顔も晴れ晴れ

 

「鬼はー外。福はー内。」

子ども達の元へ　たくさんの福がおとずれますように。