2023.02.03 海の星幼稚園 ブログ
10年に1度といわれる寒波に見舞われた先日。
外は冷蔵庫のように寒く、冷たい空気に身が縮こまりました。
しかし、身体をまるくしているのは大人だけ?
子どもたちはこの時期ならではの特別な体験に大喜びでした。
「明日はとっても寒いんだって」の教師の言葉に「じゃあ、お水を外に置いてたらどうなるか実験してみよう」と子どもたちから提案
早速、様々な容器に水を張って準備OK。
どうなるかなぁ…と楽しみにして一晩。
翌日の朝、登園してくると真っ先に確認。
「わぁ、凍ってるぅ。」となでてみたりコンコンとたたいてみたり。
「こっちも。」
昨年、稲を育てていたバケツの水もカチコチ。
おそるおそる足を乗せてみると…大丈夫!
力を入れても…大丈夫! スケートができそう。
「先生、見てみてぇ」と部屋まで抱えて持って来てくれたのは器から取り出した大きな氷。
お皿のよう。
皆にも見せてあげましょうねと廊下に展示。
ゆっくり、だんだん、とけて水になっていくその変化の様子を触ったり見たりとじっくり観察!
厚い氷は夕方まで溶けませんでした。
そして、ついに雪が舞った日。
みるみるうちに園庭に雪がうっすらと積もり、見慣れた園庭が一面真っ白に。
子どもたちは急いで外に駆け出します。
早速、雪をかき集めて雪合戦の始まり。
満児さんも楽しそう
「まてぇ~」
先生めがけて 「えいっ!」
こちらは黒い紙の上に落ちた雪を虫めがねで観察。どんな風に見えたかな?
冷たく真っ赤になった手を時々ハァーハァーと息を吹きかけてあっためて、また雪集め。
「こんなに集めたよ」
「ここにもあるよ」「ここにも」
「見て、雪のお団子」 「ちっちゃな雪だるまができた」
数日後、「あっ、また雪!」
急いでテラスに出ると「いや、雪じゃない、氷みたい」
そう、ひょうが降ってきました。
「当たったらちょっと痛い。」「ばちばち音がする。」
空から嬉しい贈り物が届いたように大事に集めてぎゅっ ぎゅっ つめたいね、つめたいね、と言いながら皆でまたぎゅっ ぎゅっ
温暖な愛媛ではあまり体験できない貴重な体験
強く握ればかたまる
手のひらにのせれば溶けて水になる 凍ったところでは滑ったりも・・・。
この新鮮で不思議な体験に心踊り、目をキラキラさせていた子どもたちでした。
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