学校法人 ロザリオ学園

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2023.01.27 若葉幼稚園 ブログ

冬の森育

若葉幼稚園 ブログ

先週、年長児と冬の森へ行っていきました。

今年はこの時期にしてはあったかく、森も冬の装いの中に春の芽吹きを感じるところもちらほら。

 

菜の花も咲き始めており、春の訪れが待ち遠しくなりました。

 

 

ですが、やっぱり季節は冬。

木々の葉っぱは落ち、足元にはたくさんの枯れ葉があります。

踏むとふわふわでカサカサ音がします。

秋の森にあった落ちたばかりの葉っぱとはまた違った感触ですね。

 

 

荷物を置いて、さあ遊びに行きましょう。

 

葉っぱがなくなった木で木登りや

 

崖のぼり。

滑らないように慎重に、慎重に。

うまく登れるようになった人はいつもよりも上まで挑戦してみました。

 

 

 

生き物も夏や秋とは違って、簡単には出てきてくれません。

それでも、川の隅っこにいた大きなみみず!

思わず悲鳴をあげてしまいそうになりますが、みみずさんに失礼なのでぐっと我慢。

 

 

また、木の下を覗いてみるとそこはだんごむしたちのおうちだったようでたくさんのだんごむしが!

 

”冬眠中なのを起こしちゃったかなー”と言いながらも、手に乗せると手の上をあっちこっちと歩き回ります。

”こしょばい~~!!”

くすぐったいようですが落ちないようにしっかりと手の上にのせてあげます。

2ミリくらいの大きさの赤ちゃんもいて、とても可愛かったですね。

 

 

 

また、寒さに負けず川遊びも楽しみました。

見つけた笹を使って、笹舟づくり。

初めは”作ってー!”と大人に作ってもらってましたが、作るところを見ているとだんだんと自分で作ってみたくなった様子。

細かい作業が難しいけど、集中して自分で作ります。

 

”わたしもつくりたい””おしえてあげようか?”

友だち同士で教え合いっこ。

 

うまく笹舟ができたよ。

最初は難しかったけれど、何度も作っているうちに上手に作れるようになりました。

 

そして、作った笹舟を竹を繋げた道に流します。

 

 

うまく流れないと指で押したり、邪魔しているものをのけたりと試行錯誤しながら何度も繰り返し流して楽しみました。

 

 

 

のこぎりで木も切りました。

ですが、木の種類によっては硬くて切りにくく、交代しながら一生懸命切っていきます。

 

 

 

また、森にある自然たちも冬の姿に変わっていました。

 

ふわふわになったすすき。

友だち同士でこしょばしあったり、戦いごっこをしたり。

ふわふわな触り心地が気持ちいいー!

 

大きな葉っぱも見つけました。

”顔より大きい!!”

あまりの大きさにびっくりです。

 

「食べれるよ」とインストラクターの方に教えてもらった木の実。

幼稚園に帰ってから図鑑で名前を調べました。

 

 

また、秋の森で仲良くなったたき火も子どもたちを待っていてくれました。

水が苦手なたき火は、雨上がりの日にはなかなか元気が出ず、子どもたちも心配そう。

木の枝や落ち葉を集めて、”元気になって!!”と一生懸命お手伝い。

ようやく火が付きました。

 

 

火がつくと風を送ったり、

 

 

葉っぱをたくさん集めてきたり、

たき火の好きなことをする姿がありました。

 

 

その代わり、寒い体を温めてもらいます。

”あったかーい!”

普段あまり感じることのない火の温かさに子どもたちが集まってきました。

 

 

 

そして、秋の森ではマシュマロを焼いてもらいましたが、今回はおにぎりを焼いてもらいます。

それぞれ持ってきたおにぎりを網に並べ・・・

 

火にかけます。

 

 

”うまく焼けてるかなぁ”

”わたしのはどこにいったかなぁ”

心配そうに見ながらも、どう焼けていくのかどきどき・・・。

 

 

こうして焼けたおにぎりをお昼ご飯にいただきました。

さあ、お味はどうでしょうか。

 

”おいしい!!!”

 

 

ほかほかでちょっぴり苦いところもあるけど、いつものおにぎりよりもおいしい!!

これもたき火の力を分けてもらっているからですね。

 

 

季節の移り変わりを感じながら、春・夏・秋・冬、4つの季節の森に遊びに来ました。

それぞれの季節の楽しさ、遊び方、森の様子の違い。

様々なことを自分で経験し、感じた子どもたち。

四季のある日本の良さ、すばらしさを自然の中で存分に感じてもらえていたら嬉しいです。

 

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