学校法人 ロザリオ学園

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2022.12.22 若葉幼稚園 ブログ

クリスマス会

若葉幼稚園 ブログ

12月17日、クリスマス会を行いました。

本当のクリスマスより1週間早いクリスマスのお祝い、イエスさまへのお誕生日プレゼントです。

 

年少児は踊りのプレゼント。

2つの踊りの中から自分が踊りたい踊りを選びました。

 

クリスマスらしい真っ白な服を着て、可愛い踊りをプレゼント。

子どもが好きなイエスさまもきっとどこかで見て、喜んでくださっていると思います。

 

 

 

満3歳児とつぼみ組の子どもたちは手遊びと手作り楽器での演奏をプレゼント。

大勢のお客様にびっくりしている様子も可愛らしい子どもたち。

お気に入りの手作り楽器で歌に合わせていい音を聞かせてくれました。

 

 

年中児は合奏と歌。

3曲の中から好きな曲を選び、その中からまた自分が演奏したい楽器を選びました。

たくさんの中から選ぶのはとても難しいことです。

また、人数が多すぎる楽器や少なすぎる楽器があってはいい合奏ができないので、そこも自分たちで話し合いながら決めていきました。

音を聞きながら指揮を見て演奏するのも難しいけれど、うまくできたときはとても嬉しく、その楽しさも感じながら練習しました。

ちょっと緊張しながらの演奏でしたが、そんな緊張も心地よく、かっこいい姿を見せてくれた年中さん。

去年からの大きな成長を感じました。

 

 

そして、年長児は聖誕劇を演じました。

去年、憧れの年長さんたちが練習している姿をよく見ていて、”私は年長になったら~の役がしたいなぁ”と言っていたのが1年前。

それから1年。

自分のこととして、どの役をするのか一人ひとりがじっくりと考えて選びました。

その役の意味や役割、どんなセリフがあるのか、どのような場面での出来事なのか。

様々なことを知った上で自分がしたい役を選び、演じました。

 

まずは女児によるキャンドルサービスから始まりました。

 

ろうそくに火を灯し、心を置きながらキャンドルサービスを行います。

ろうそくは心の光であるイエスさまの象徴です。

次々とろうそくを火を灯すことで、会場が明るくなっていくように、世の中も同じように明るくなっていきますように、の願いが込められています。

 

 

そして、聖誕劇に入ります。

<1幕>

心の優しいマリアのところに天使たちがやってきて、神様の御子を身籠ったことを伝えます。

マリアは天使の言葉に驚きながらもそのことを受け入れ、ゆりの花を受け取りました。

 

 

<2幕>

王様から人口調査の命令が出て、マリアとヨセフも生まれた町ベツレヘムへ帰って戸籍の登録をすることになりました。

長い旅を経てベツレヘムへたどり着きましたが、宿屋はどこも満員で泊まるところがありません。

 

困っているところに”向こうの馬小屋なら使ってもいいよ”と最後の宿の主人が提案をしてくれました。

宿の子どもたちの案内で、2人は無事泊まるところを見つけることができました。

 

<3幕>

みんなが神様の御子のご誕生を待ちわびていた頃、王様だけは『神の御子が産まれたら自分の力が弱くなってしまうのではないか』と恐れていました。

そこで、学者たちを王宮に呼び、御子が本当に生まれるのかどうか調べさせました。

ベツレヘムの馬小屋に神様の御子が誕生するとわかった王様は悩み、頭を抱えながら倒れてしまいました。

 

 

<4幕>

ある晩、野原でひつじの番をしていたひつじかいたちは空に大きな星が輝いているのを見つけました。

すると、天使が空から降りてきて、今夜救い主がお産まれになったことを告げました。

ひつじかいは天使の言ったことを確かめに、星を頼りにベツレヘムへ向かっていきました。

 

 

 

<5幕>

救い主を探して旅をしていた3人の博士たちも空に大きな大きな星が輝いているのを見つけました。

その星こそ救い主が産まれた印だと知った博士たちは星を頼りに旅を続けました。

 

 

 

<6幕>

ベツレヘムの馬小屋に神の御子イエスさまがお産まれになり、ひつじかいや3人の博士もお祝いに駆けつけました。

暗い世の中に光が差しますように。

明るい温かい世界になりますように。

 

 

 

 

クリスマスはイエスさまのお誕生日です。

私たちはカトリック幼稚園としてそのことを大切に子どもたちに伝えていっています。

 

2022年前、たくさんの人がイエスさまの誕生を待ちわびていたこと、マリアさまやヨセフさまが大変な思いをしながらもイエスさまのことを思い続けていたこと。

ただ、あった出来事だけではなく、その中にあるたくさんの思いも子どもたちには感じてほしいと願っています。

そんな全てを年長児が心を込めて演じてくれました。

3年間神様のことにたくさん触れてきた子どもたちだからこそできた劇だと思います。

それぞれが思いを込めたイエスさまへのお誕生日プレゼント、イエスさまに届いていますように。

 

 

観に来てくださっていた保護者の皆様も、子どもたちの成長を感じながら楽しんでいただけていたら幸いです。

たくさんのご協力をありがとうございました。

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