2022.12.12 道後聖母幼稚園 ブログ
2学期に入ってから、年長児は宇宙、地球の話からはじまり大陸について写真フォルダを見ながら各大陸の知識を深めています。
「宇宙にある地球をぐーんと小さくしたのが、地球儀っていうよ。」
「青は海」「白は陸」
「りくは ざらざらしてる。」「うみは つるつるしてるな~。」
色付きの地球儀は大陸ごとに色分けしてあります。
「地球儀を二つに割って、ぺちゃんこにしたのが世界地図だよ。」と伝えると、
「ちきゅうぎは おもたいけど ちずはかるいから たびをするのにいいねえ」
「つながってるりくがあるけど たいりくの なまえがちがうんだね」
「うちゅうのなかの、ちきゅうのなかの、アジアたいりくのなかの、にほんのなかの、えひめにぼくたちはいるってことかー。」
宇宙と言う全体を捉えて、地球、大陸、日本、愛媛を知っていくことで、自分たちの大切な地球であること、物事を大きく捉えることにつながっています。
「トーマスのいるイギリスはヨーロッパたいりくですね。」
世界地図のパズルでも、大陸の名前や特徴をお話しながら、実際に触って形を捉えたり、大陸の話を深めていきます。
「きいろはアジアたいりく。にほんがあるところ」「みどりのアフリカたいりくは やせいのどうぶつがたくさんいるよね。」
「なんきょくにいって ぺんぎんにあいたいな。」
「アマゾンにいってみたい」
土の家、移動する家、動物のフンでつくられた屋根等住むところも色々ある事、肌の色の違い、戦争がおこなわれていたり、食べるものや働く場所が無い人もいるなど、平和についても考えています。
全部の大陸を学んだあと、自分の世界地図を作りました。
子どもは本当のことを正確に知りたいと望んでいます。だからといって言葉だけで知識を伝達するのみでは不十分です。常に、手や身体を使い経験できる方法で、目で見た印象や、肌で感じた印象を心にとどめそれを知的に咀嚼するという結果となるように準備を整えています。
たくさんの学びの種をまいて子どもたちの興味、発見、心が動くことに繋がっていったらいいなと思っています。
カテゴリー
アーカイブ